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一瞬で心を掴む英語表現 同じ意味合いを持つ言葉の使い方

英語を話す事が苦手とする日本の人々にとって、英語を話すという行為そのものですら緊張するものですよね!
「仕事で英語を使えるようになると、お給料が高いから」とか「英語が話せるとカッコいいから」等という気持ちがある人も中にはいるとは思いますが、もちろんそれは決して悪い事ではないですし、それがモチベーションになるのであれば、それはそれでいい事だと思います。

ですが、そもそもなぜ英語が話せるようになりたいのか?という気持ちをもっと深堀していくと、それはやはり根本的なところで 「異国の人々とコミュニケーションが取れるようになりたい。」という気持ちからくることなのではないかなぁ?とバアル監督としては感じます。

そして、そのコミュニケーションというものが、”単純にその場を共にして意思疎通が図れれば良い” という程度のものではなく、”笑顔で沢山の話ができ、「良い出会いが出来たな。いつかまたお会いできたらいいな」そう思う事が出来るような素晴らしいものに、自分も相手もお互いが感じられる機会”になる事が望ましいですよね!

 

相手と心を通わせる事 それがコミュニケーションの本質

私個人の考えですがコミュニケーションというものは、言語も重要ですが、もっと大切な事は 相手と心を通わせる事 これに尽きると感じています。

繰り返しになりますが語学力をあげる。それは勿論大切な事ですよ!
語彙力 これは、例えるなら手持ちのカードが少ないという状態。少ないカードで勝負をするのは中々厳しいですね。
この語学力が乏しいばかりに「伝えたい事の10分の1も言えなかった。(泣)」という気持ちを抱く方が多いのも知っています。

では、語学力が上がらないうちは相手と心を通わせる事はできないのか?というと、実はそうではないんです!
違うんですよ、皆さー--ん!!
もしもそうであったら、年単位で留学し、ペラペラになった人だけが仲良しの友人が出来たり、素晴らしい思い出が持てるということになってしまいます。
そんな訳はない・・・・・

母国語ではない英語を使って外国の方々と心を通わせる。一瞬で心を掴む。
これは天性の生まれ持った人たらしのみできる業か?というと、実はそうではありません!(笑)

実は、誰でもできる方法がちゃんと存在するんです!
それには幾つかポイントがあります。
今日はそんなとっておきの会話術 外国人の心を一瞬で掴む英会話術 というものを少しだけお伝えしますね。

 

起きた事実だけを伝えるだけで良いのかな?

少し前の話になりますが、私の生徒さんが冷凍のどら焼きを解凍して食べようとしたところ、電子レンジの設定を間違えてしまったそうで、どら焼きはマル焦げになってしまったそうです。

楽しみにしていたどら焼きは台無しになってしまっただけでなく、その焦げた匂いが何と家中に充満し、大変な事に! その時のお写真がこちら。 ↓↓↓

ありゃー。これは、これは・・・・
えらい事になってますね(苦笑)

私も電子レンジでの失敗は数回あるものの、ここまでのは無いかも。。。
私の場合はせっかちなので、どちらかというと、「ちゃんと温まっていない」という方の失敗ばかりです。 食卓に出して「さぁ、食べよう!いただきまーす!」とガブっとしてみたものの、中がまだ凍ってる。。。。というパターンです。(苦笑)

 

 

 

「やらかしてしまったー!」を英語で何と言ったらいいんでしょう? と質問の生徒さん。

はい。言い方は沢山ありますよ!
I did stupid thing! バカな事をやってしまった!
I think that I’ve left my brain somewhere today.  直訳すると 今日は脳をどこかへ置いてきたようだ。=考えられない自分
I fu○ked up!  やっちまったぜ!(下品な言い方なので、すすめません)
I screwed up.  へまをしてしまった! 台無しにしてしまった! 等々・・・・

この言い方の後、「家中が(焦げた)匂いで充満してしまって・・・」と。
さぁ、ここからが本題です。
勿論、その方の英語レベルによって使う言葉は違いますが、 The smell has spread in my house. (家の中にその匂いが広がってしまった)だったり、My house smells bad. (私の家の匂いがひどくなっちゃった)等と表現する方が多いかもしれません。

でも、これではその匂いの程度や、どのくらい家の中がその匂いで充満されて困惑しているかの状態があまり伝わらないのです。

はい。ではどうしたらもっと状況や状態が伝わるようになるか? 

 

 

同じ意味合いの言葉があったら、そのどちらも使う。

私がこれまでのビジネス経験で感じた事の1つに
「英語が堪能な日本人でも多くの人が事実のみしか口にしないなぁ。これではまるで業務日報のようだ。もっと状況やその時の自分の感情を入れたらいいのになぜしないのだろう?」でした。

もし私が↑の焦げたどら焼きの匂いが家中に充満して大変な状況 を口にするなら
It smells bad all over my house. Everywhere! (それは酷い匂いで家中に広がってしまって。家のどこもかしこも!)と表現したでしょう。

ここでポイントになるのは all over my house 私の家に広がった という言葉だけで終わらせないということ。 その後に Everywhere! と同じ意味合いを持つ言葉を繰り返すというものです。

写真を見ても分かるように、これだけ焦げてしまっては家の中に広がってしまった匂いは相当でしょう。そして、生徒さんご本人も、パニックになったご様子でした。
その心理的状態や実際の現場の状況が相手にも伝わるようにするには、必要な表現は1回だけ口に出せばそれでOKか?というと実はそうではないのです。

大事な事なのでもう1回繰り返しますね。

同じ意味合いを持つ言葉を繰り返し使う。 

こうすることで、表現力が上がるだけでなく、外国人と英語で会話をする時に一瞬で心を掴む英語表現に近づけます! 

私は初心者だから、そんなに話せない という方でも大丈夫。 
smells bad. Really bad! なら言えますね! 

できたら、声のトーンを2トーン位上げて「大変だったのよ!」というのが伝わるように声でも表現してみると更に〇。

ぜひ、やってみてくださいね。